久々にコーチング事例トーク書いてみよう
その名も
コーチングコーチやまもとあやのせきらら子育てコーチング
*クライアント(娘達)の許可をとって掲載しています。
最近、兄弟喧嘩が多い、長女と次女。
あ、正確に言うと、次女と三女も
新学期始まった頃から、なんだか次女の余裕の無さを感じて、話をする時間を多くとってはいたんだけど、先日もなんだかイライラして、長女と喧嘩。
『どうしたの?』
そう聞くと、
お茶碗を洗っている長女に、スポンジ頂戴と言ったけど、今はダメって言われたから、私、無理矢理とったの
と、事の経緯は話してくれたものの、泣きじゃくっていて話にならない。
『落ち着いたら、話きかせてね。』
寝室でひとしきり泣いて、話をきいて欲しいと言ってきた次女
『何を話したいの?』
そうきくと、
「どうやったら、私が優しくなれるか」
フフフ
「ねぇ、ママ、どうやったら、私の自信タンクは増えるの?」
それから私は、人に優しくできなかったり、悪口を言ったりした時に、実は自分の自信タンクも減っている事を説明した。
タンクが減っている、だから優しくできない、更に減る。
じゃぁ、どうやって増やそう?
意地悪な行動も、優しい行動も、全て自分で決めてるんだよ。
優しい行動が少しでもできた時に、タンクの水が増えて、また次の行動を起こす事ができる。
決めるのは、自分だよ。
どっちの行動を起こしたい?
「私、優しい行動したい」
それは、どんな行動?
「はいどうぞ、ってする!」
それは、いつから?
「今日!」
うん、もう今からできそうだね
いつの間にか、次女はすっかり笑顔に変わっていた。
ひとつ、ママが感じてる事言っても良いかなぁ。
今、毎日こうして学校に行っているだけでも、凄い事だと思うんだぁ。席に座って授業きいてるだけでも凄く頑張っているんだよ。
気がついてないかもしれないけど、毎日一生懸命頑張っているんだよ。
そういうと、次女の瞳から大粒の涙が...
誰だって、頑張ってる時には水が減る。
ママは、自分のタンクが減っている事に、気づいてあげる事が大事だと思うの。
「うん
何処まで分かってくれているのかは、分からないけど、なんだか次女の決意のようなものを感じた頷きだった。
子どもに期待して、ついつい『ない』をみてしまう。でも、本当の意味で子どもが変わるのは、自分がどうなりたいかが見えて、そして、認められて、自分自身を認める事ができた時。
最近、本当にコーチングの素晴らしさを感じてて、子どものやる気もひしひしと伝わってくる。
子どもの『ある』をみる為には、私のタンクが満たっている事、
それには、まず自分が自分の『ある』をみていなきゃ。
自己承認できないときは、他者承認してもらったって良いじゃない。
今日も、素敵なお友達と話できて、いっぱい満たしてもらえた山本亜矢でした