その後、私は茶碗を洗い、
長女は洗濯物をたたんで、、、
次女はというと、、、
いまいちやる気の出ない自分と闘っておりまして、
どうしようかとベッドでグダグダ
そんななか、
茶碗を洗い終えた私は、
2人の水着が入っていたプールバックが、廊下で散乱しているのを、発見
よく見ると、次女の水着は中から出ていて、廊下に散らばっている。
どうも、長女は自分の分だけ洗濯場に持って行ったようだ
同じバックに入っているのに、自分のだけ持っていくなんて、どういう神経してんのよ
すぐさま、長女を呼び出し、
「ねぇ、さーちゃん、水着、ひーちゃんのも一緒に入ってたんだよね
「うん、、、
「自分の分だけ持っていくのって、そのとき、どんな気持ちなの?
黙って、答えない長女、、、
「自分の分だけ、持っていけばいいやぁって感じ
、、、
「ひーちゃんもちゃんと自分でやってよねって感じ
、、、
黙って、何も答えない長女、、、
「なんでいっつも私ばっかりしなくちゃいけないのよ!!自分の分ぐらい自分でやれば良いんだわって感じ?」
いつの間にか、長女の頬を涙がつたっていた、、、
そうなんだ、、、
そうだよね、さーちゃん、、、
「さーちゃんだって本当はこんな事、思いたくなんか無いよね。
でも、自分ばかりがみんなの為に頑張ってるって思ったら、なんで私ばっかりしなくちゃいけないのよ、って思うよね。
本当の私は優しいんだから、いつもだったら持っていってたよって感じだよね。
うん、まさに今のママもそんな気持ちだから、さーちゃんの気持ちめっちゃ分かるわ!!
うんうん、優しく出来ない時もあるある、、
2人で抱き合って、
大号泣、、、
「いいねん、いいねん、一緒に泣こう!
泣きたくなる時だってある
ふと、気付いたら
なぜか、泣き声が三人分、、、
寝室のひーちゃんも、
号泣、、、
「ひーちゃん、どうしたの?」
「ママぁぁ、
ヒックッ、
あたしも、
ヒックッ、
やさしいひとに
なりたいーー
そっか、そっか
くちゃくちゃフィーバーな気分も、
たくさんの学びを与えてくれる
うまくいかない自分も、
最高やん!!