またやっちまいました
山本 亜矢です。
長女が失敗をした。
お友達に借りたものを返し忘れて、迷惑をかけてしまった。
その失敗が発覚しても、すぐに謝れなかった長女。
そんな姿をみて、モヤモヤした私。
小言を言いながらも、
『謝りなさい』とは言わなかった。
注)あ、通常だったらもちろんその場で言います。この時は、めっちゃ仲の良い友人親子だったので、お勉強させてもらうつもりで見守らせてもらうことに。
お迎えに行った後、
「ママ、怒ってるしね!」
「うん」
「自分の事やのに、私、関係ないもんって顔してたよね」
「うん、皆の前で謝るの恥ずかしかったの...」
「そう、恥ずかしかったら、自分が悪かったって思っても、謝らないんだね」
長女の目から涙が溢れてくる。
「ママが、伝えたい事はね...」
それから、
貸してくれたお友達の気持ち。
きちんと返してもらえなかった時の気持ち。
それでも、謝ってもらえなかったときの気持ち。
を伝えた。
「あぁ~。私、お友達の気持ち、全然気付いてなかった」
長女は泣きながら、お友達に手紙を書いていた。
そして、私はそこで、なんとなく上手くいった気になっていた。
長女に、気付けなかった人の優しさにも気付ける様に伝える事ができた。
分からせる事ができたと、勝手に自己満足してた。
翌日、友達に言われた事
「あのとき、申し訳なさそうにしてたやん。そりゃぁ、あの場ではなかなか言えんでぇ」
そう、言われても、私はまだ、私が『正しい』と思ってた。
私の
「優しさが分かる子でいて欲しい」
という想いは、いつしか
「優しさの分かる子でなければならない」
になっていたのだ。
優しさの分かる子でないと、許せない自分になっていた事に気付いた私。
どんな自分も認めてもらえて初めて自己肯定感は育まれる。
それは、物を与えて甘やかす事とは違う。
どんなあなたも受け止めるよという気持ちなのだ。
失敗をした時こそ、愛を伝えるチャンス
どんなあなたもママは大好きだよ
沢山の『認める』があったのに、できなかったのは、
私が持ってる『正しさ』の為だったのだ。
ジャッジする必要なんかない。
ただ、失敗を受け止めてあげたかった。
勉強させてもらったのは、私だった。
そう、こんな時こそ私の失敗を、
私がまず自分自身を許して、認めてあげよう!
よくぞ気付いた私!!
私が大切にしている想いと、愛も両方伝えるチャンスやったやん。
こうして、一つ一つ自信タンク満たしていったら良いよね。
あぁ、本当に私、最高の友達に囲まれて生きてるわぁ
ありがとうRちゃん
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